一発逆転への道「社会保険労務士」体験記パートⅠ

③自暴自棄になりアルコール依存症に

許せなかった。私は10年間も彼にもて遊ばれていたのだ。みじめだった。
だって、彼と対等になりたい!彼にふさわしい女になりたい!その気持ちだけで、語学留学して年収800万を稼ぐまでになったというのに・・・・・・。
私はどんだけ頑張っても、結局は家柄に勝てないってことなのね。
悔しい。私はバカにされた。絶対に許せないわ!あの女!

一度、あの女と話がしたい!そう思った私は、女が通っているヨガ教室をつき止め、早速向かった。その場で体験レッスンを申し込み、あの女の
隣で1時間のレッスンを行った。スタイル抜群で体もしなやか。しかも
とびっきりの美女である。でも負けたくない!絶対に彼を失いたくない!

レッスン終了後、女を近くのカフェに誘い、彼とのことを追求した。
女はびっくりしたような顔を見せたが、途端にその表情は変わった。
「あなたがどんなにキャリアを積み、お金を稼ぐようになっても、絶対に
彼とは結婚できない。親も家柄もレベルが違うもの!
ねぇ、あなたは何が狙いなの?手切れ金?」
「ふざけないでよ!私は何もいらないわ。ただ彼が欲しいだけ!」
「じゃあ、無理ね。諦めなさいな。だって私たちもう婚約しているのよ」
そう言って、席を立った。

その夜、私は狂ったように、酒を飲んだ。ウイスキー、ウォッカ、
テキーラ・・・・・・。すぐに記憶がぶっ飛んだ。
次の日、また会社を休んだ。そして酒を飲んだ。そしてまた次の日も・・・・・・。
1週間後、上司に呼ばれ、しぶしぶ会社に行った。
おそらく今も私は酒臭い。
「お前も落ちぶれたな。期待していただけに残念だよ。
原因は男か?これだから、女はダメなんだよ」
解雇通告だった。

もう、どうでもよかった。どうにでもなれと思った。
そしてまた酒を大量に買い、自宅へ戻った。
リビングには、両親が座っていた。酒のビンや缶で散らかっていた部屋がきれいに片付けられ、カーテンが大きく明けられていた。
こんなに太陽って眩しかったんだ・・・・・・。

両親は酒臭い私を責めず、
「ただ疲れているのよね」
と慰めた。それが何より一番辛かった。

会社を解雇になった私には、何もすることがない。そう、酒を飲むしか
ないのだ。そしてまた、あっという間に空のビンや缶が山積みになった。
その2週間後、また両親が尋ねてきた。
母親は入ってくるなり、目に涙を浮かべながら
「何やってんのよ!私はそんな娘に育てた覚えはない!」
と、初めて平手打ちをされた。

目が覚めた。もう一度生まれ変わりたい!あいつらを見返してやりたい!
私はこんなところで立ち止まっているような女ではないのだ!

私はもう前の仕事には戻れない。外資系金融会社で私を雇ってくれる
会社など、どこにもないだろう。別の仕事を探さねばならない。
一生食べていけるような、ずっとできる仕事を・・・・・・。
法学部卒の私が選んだのは“社会保険労務士”だった。

社会保険労務士の仕事は

  1. 保険
  2. 年金
  3. 人事労務のコンサルティング

人事部にいた私が今までの経験を生かせて尚且つ、別の仕事を、と
考えたときに思い立ったのがこの“社会保険労務士”だったのだ。

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